堤未果の『月刊アンダーワールド』とは?

『月刊アンダーワールド』は、国際ジャーナリストである堤未果による最新のニュース解説が月1回、毎月10日頃には速報として音声が届き、15日頃には、図解やテロップを含めて説明がより分かりやすくなった動画が届く会員制のサービスです。

短期利益、四半期決算、株主至上主義に社会構造が変わった今日… 

国や地域、共同体に対する愛着がない彼ら大企業・大投資家は「お金」を唯一の価値として行動するため、より一層、裏の思惑が「お金の流れ」に顕著に表れるようになりました。 

それら、お金の流れを丹念に紐解きつつ、事件や要人の発言を時系列に整理して並べてみると、マスコミで聞いていたのとは別の物語がキレイに見えてくるのがわかるはずです。

堤未果から学ぶ理由

1980年以降、それまでの資本主義は、アメリカでさらに進化し「強欲資本主義」となりました。 

いわゆる〈今だけカネだけ自分だけ〉… 

堤未果さんはウォール街の米国野村證券に勤めていたので、金融の知識が普通のジャーナリストとは比べ物にならないほど豊富であるだけでなく、ウォール街の金融マンが何を考え、どのようなビジネスに投資をしようと考えているのかに精通しています。 

そんなアメリカ発の「マネーゲーム」が、いま自国アメリカだけでなく世界中を飲み込もうとしており、もちろん、日本もそのターゲットのひとつになっているというのです… 

1日で何千万、何億のお金を動かす証券会社でしたから、英語でもなんでも必ず「一次情報」で裏を取るというのはもう習慣となっているようです。 

また、堤未果さん自身、国連で勤めていたこともあるので、国と企業のやりとりといった実務に詳しく、『月刊アンダーワールド』を通して、これら国際機関こそが「マネーゲーム」の駆け引きの舞台になっていることがよくわかることでしょう。 

『月刊アンダーワールド』の3つの違い

1.ウォール街の視点からしか見えない真実

2.点のニュースをつなげて語れる豊富な背景知識

3.わかりやすい解説に定評があり、メディア出演も多数

政治、経済、医療、福祉、教育、エネルギー、農政など、世界中のあらゆるものが「マネーゲーム」の中に放り込まれていく中、堤未果さんがウォール街で身につけた「お金の流れで読み解く」という視点はますます便利なツールとなっています。大企業のスポンサー収入に依存しているマスコミでは報じることができない真実を知っていただけることでしょう。

堤未果さんの父親もまたジャーナリストだったので、真実を見抜く力は幼い頃から自然と身についていたようです。それに加え、一つ一つのニュースをセンセーショナルに取り上げる言論人とは異なり、点のニュースを日頃丹念に追っているので、それらをつなげて、マスコミが語るのとは別の物語をキレイに描いて示してくれます。

ベストセラー作家であるだけでなく、「ホンマでっか?!TV」「朝まで生テレビ」「NHKクローズアップ現代」「NHK100分de名著」「NHK マイ朝ラジオ」などメディア出演も多数あり、小難しい政治や法律の話題であっても端的にわかりやすく解説してくれます。

国際ジャーナリスト

9.11を目の当たりにし、ジャーナリストになることを決意

堤未果



2歳で渡米して以来、アメリカは憧れの存在だった。

自由の国で、貧乏でもマイノリティでも誰にでもチャンスがある。実際に住んでみると女性差別やアジア人差別もあったが、それでもチャンスだけは無限にある。そう信じていた。

 

ニューヨークの大学院では国際関係を専攻し、「不当な暴力をなくしたい」という思いから、国連やNGOで勤務。

米国野村証券に務めたのも、その思いをよりスムーズに実現するために、お金のルールを方法論として身につけたかったからだという。


堤の転機は、9・11アメリカ同時多発テロ。

2001年9月11日。テロリストにハイジャックされたと言われる旅客機が世界貿易ビルに衝突。当時、米国野村証券に務めていて、そのオフィスが世界貿易センターの隣、世界金融センタービルの20階にあった。


テロを目の当たりにした心理的なショックはあったが、

ただそれだけでなく、テロ直後にマンハッタンには2000台、アメリカ全体では3000万台の監視カメラが設置されるようになった。会話も盗聴され、インターネットも当局がチェックするように。

対テロ戦争が国の最優先事項になり、テロ対策という名のもとに警察の権限が拡大し、国の体制を批判するような記者やジャーナリストは次々に逮捕されていった。知り合いの大学教授も突然解雇されたという。

 

自由の国だったアメリカが一夜にして“全体主義”国家のようになってしまった。自身が大好きだったアメリカはどこに行ってしまったのか。私が信じていたものは何だったのか。突然起きた変貌に、パニックとなった。


それから日本へ帰国後、物を書くことを決めた。

目の前で私の大好きなアメリカが壊されていることが許せなかった。


そしていろいろなことを調べていると気づいたという。

これはアメリカだけの問題ではない、

私のかけがえのない故郷である日本も同じように壊されていると。 


資本主義が進化した、アメリカ発の「強欲資本主義」が、いま自国アメリカだけでなく世界中を飲み込もうとしている。そして日本もそのターゲットのひとつになっている… 


そのことへの怒りとそれらの脅威から地域共同体を守ろうとする現地の人々の想いが、自身が取材を続ける原動力になっている。 


推薦の言葉

三橋貴明(経世論研究所所長)

「堤未果さんは、“三橋貴明”の師匠の一人です。“三橋貴明”は、数字やデータをマクロ的に分析することにかけては専門家ですが、マクロだけを見ても社会全体の現実は分かりません。ミクロな事象、我々が生活し、働く現場で何が起きているのかを認識し、マクロ数値と結びつける必要があります。


その“三橋貴明”に欠けている部分を補ってくれたのが、堤未果さんの果敢なジャーナリズムであり、言論活動だったのです。堤未果さんが、「反・緊縮財政、反・グローバリズム、反・構造改革」を掲げる令和の政策ピボットに、呼びかけ人として名を連ね、さらにご自身の著作「日本が売られる」をテーマにデジタル講座を開設することになったことを、“三橋貴明”は大変喜び、かつ光栄に思っています。」

藤井聡(京都大学大学院工学研究科教授)

日本の政治に少しでも関心のある方、あるいは今日の閉塞感の正体は一体何なのかとの疑問を少しでもお持ちの方は、絶対、堤さんのお話を聞くべきです。 小泉~安倍に至る自民党政権が如何に「竹中」に象徴されるアメリカや資本家達に従順に従って「売国」を重ねてきたか、それによって如何に激しく日本が壊れてきたのかがよく分かります。希望を見出すためにも是非一度、しっかりと絶望的現実をご認識ください。

鈴木宣弘(東京大学大学院農学生命科学研究科教授)

堤さんの輝かしい経歴に裏打ちされた、確かなネットワークと情報源に基づく綿密な取材と類まれなる表現力による発信力は、他の追随を許さない。そこには全国民の知るべき真実があり、私たちの目指すべき未来への道しるべがある。 国際ジャーナリストとして全幅の信頼をおける方です。

主な著書

『ルポ 貧困大国アメリカ』(岩波新書)シリーズが77万部を超えるベストセラーになった。米国が作った「経済的徴兵制」という仕組みと、戦争の民営化についての分析が多くのメディアで絶賛された。 


その後「政府は必ず嘘をつく」「政府はもう嘘をつけない」(角川新書)シリーズで、国際情勢の表と裏、金融、メディアの世界事情などを分析。日本と世界の核事情を描いた「核大国ニッポン」(小学館)米国の言論統制についての「アメリカから自由が消える」(扶桑社)など著書多数。 2016年の米国大統領選挙では、共和党のドナルド・トランプの当選を予測。


また、2018年に出版した『日本が売られる』は、20万部を超えるベストセラーに。 現在は、米国の政治、経済、医療、教育、報道、核問題、農政など、徹底した現場取材と公文書に基づいた執筆を続ける他、講演・テレビ、ラジオ、新聞、雑誌など幅広く活動している。

講演実績

年間の講演回数は60〜70回にも及び、テーマは米国を中心に国際政治、経済、医療、教育、エネルギー、種子、水道、農政、地方自治、保育、介護、憲法、福祉、など多種にわたる。日本全国、現地に足を運びながら、日本を守ろうとする市民の生活を取材している。また、取材・国際フォーラム参加のために、毎年数か月に一度は海外に出張をしている。



講演を依頼される学校・企業・団体の一部:

農業協同組合(全国各支部多数)、全国農業協同組合中央会、日本医師会(全国各支部多数)、日本歯科医師会、土建組合、

看護師協会、北日本政経懇話会、北海道政経懇話会、鹿児島県政経懇話会、沖縄県政経懇話会、

日本女性税理士連盟、みずほ銀行、岡三証券、SMBCコンサルティング、三共製薬、塩野義製薬、紀伊國屋サザンシアター、

幸せの経済国際フォーラム、日本小児学会、日本自治創造学会、龍谷大学法学部、パルシステム、福岡県養護教員組合、自治労、

民医連、北海道新聞、農業政治連盟、農民連、日本外来小児科学会、反核医師の会、国連大学、読売新聞シンポジウム、

京都浄土宗研修会、知恩院、保険医協会、東京大学、立教大学、明治学院大学、日本感染症学会、日本臨床細胞学会、保団連、

憲法研究会、琉球新報、信州岩波講座、会計事務所合同研究会、日教組、愛知県高校生フェスティバル、

東京経済大学、慶應大学、日本社会保障支払基金、日本文化連、所沢市、医療法人会、岡山県職員会、隆祥館書店、

北海道生協連、日経新聞、政経懇話会、日教組、種を守る会、小児がん基金、農民連、日本障害者協会、東葛看護学校、

私立和光学園、鈴鹿中学校、北星学園、本と新聞の大学、岩波書店、医労連、(株)冨木医療機器、日本精神病院協会、健和会など。


取材先の国々の一部:

米国、英国、オーストラリア、イタリア、インド、インドネシア、台湾、韓国、中国、タイ、ニュージーランド、

ニューカレドニア、ドイツ、オーストリア、スペインなど。

過去に出演したテレビ・ラジオ番組の一部

▼ 以下のようなメディアで活躍中▼

ニュースの深層」サブキャスター、「デモクラシーナウ!」解説者(朝日ニュースター)

 • 水曜ノンフィクションスペシャル(TBSテレビ)

 • 視点・論点「貧困大国の未来」(NHK教育)

 • 視点・論点「貧困と戦争」(NHK教育)

 • 福祉ネットワーク「子供の貧困」(NHK教育)

 • きょうの世界(NHK BS1)

 • ON THE WAY ジャーナル(JFN)

 • 佐藤しのぶ 出逢いのハーモニー(テレビ神奈川)

 • Power Morning(J-WAVE)

 • BS20周年ベストセレクション「マンホールチルドレン」(NHK BS)

 • 学問のススメ(JFN)

 • 菅原明子のエッジトーク(ラジオ日本)

 • 池上彰の「編集長お時間です」

 • 視点・論点「核なき世界の主人公とは」(NHK教育テレビジョン)

 • 「Power Morning」(J-WAVE)

 • 「課外授業 ようこそ先輩」(NHK総合)

 • 「Power Morning」(J-Wave)

 • 「TBS:神保哲生のニュース探究ラジオDIG」

 • J-WAVE[Talking about our future]

 • 「BS11 報道原人」

 • J-WAVE 「Jam the WORLD」水曜日 パーソナリティ

 • 「2012年アメリカ大統領選挙の行方」(NHK BS1)

 • 「NEWSアンサー」(テレビ東京)

 • 「ロンブー淳のNEWS CLUB](文化放送)

 • 「姜尚中の悩みの海を漕ぎ渡れ」(JFN)

 • 愛知テレビ「トコトン1スタ!」

 • NHK 教育テレビ「ハートネット~米国格差社会~」

 • テレビ朝日「報ステSUNDAY」

 • TBS ニュースバード「株式会社する世界」

 • J-WAVE PrimeFactor 「オバマ訪日を迎えて」

 • NHK クローズアップ現代「独立する富裕層~分断されるアメリカ社会~」

 • 文化放送 吉田照美 飛べ!サルバドール 

 • BSフジプライムニュース

 • 「報道ライブ21 INsideOUT」

 • 朝日放送「正義のミカタ」

 • テレビ朝日「報道ステーション」

 • テレビ朝日「朝まで生テレビ!」

 • テレビ朝日「朝まで生テレビ!」

 • テレビ朝日「橋下羽鳥の新番組」

 • 読売テレビ「そこまで言って委員会NP」

 • フジテレビ「ホンマでっか!?TV」

 • NHK「100分deメディア論」 特番 100分deメディア論」

・JFN「学問のススメ」

・「羽鳥慎一モーニングショー」

・BayFM「金つぶ」

・CBCラジオ「北野誠のズバリサタデー」

・「文化放送「村上信五くんと経済クン」

・毎日放送「ニュースなラジオ」

CBCラジオ「北野誠のズバリサタデー」

・文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」

・CBCラジオ「北野誠のズバリサタデー」

・BayFM「金つぶ」

「文化放送「志の輔ラジオ 落語DEデート」

・「東京FMミュージックBIRD」

・文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」

・JFN「Oh! Happy Morning」

・JFN「Oh!Happy Morning」

・NHK「クローズアップ現代+特例貸付2兆円、生活再建は進むのか?〜」

・「村上信吾クンと経済くん」

★NHK 【マイ朝ラジオ】 ★東京MXテレビ【モーニングクロス】

★RadioMix Kyoto ★東京FM「Slow News」出演 他、レギュラー多数。

真実の情報を届けるために…

このような講座を売っていると、少なからず「商売なのか」と言う声をもらいます。答えは、もちろん商売です。というよりもあえて「ビジネスにしています」 なぜか? 理由は簡単です。どのようなことであっても、慈善活動では社会に大きなインパクトを与える事はできないからです。


例えば、ノーベル賞を受賞した日本人の方々も、国からの資金なしでは世の中のためになる研究を続けることはできません。資金があるからこそ優秀な研究員を雇い、うまくいくか分からないことに投資をし続けることができます。(しかし、現在は国の緊縮財政による研究資金の不足により、今後十数年もすれば、ノーベル賞を受賞する日本人はいなくなるのではないかとも言われています。)


このように真実を追求する活動には、ある程度の資金が必要になってきます。資金を寄付やスポンサーに頼る選択肢もありますが、そうすると、大企業に忖度する大手メディアと同じく都合の悪い情報を隠すことになってしまうかもしれません。また無料でYouTubeなどに動画をアップし解説をしている場合もありますが、このような慈善活動のみで活動しようとすると、真実を広めるためには途方もない時間がかかってしまいます。(例えば三橋TVも月刊三橋会員様の支援があるから無料でYouTubeで発信することができています。)だから私たちは敢えて活動をビジネスにしています。そうすることで、堤未果は情報収集に専念でき、他よりも良質で価値のある情報を視聴者様にお届けすることができます。さらに、得た利益を講座の開発・広告投資に回すことで、世の中へ最高の知識を持続的に広めることができる、そう我々は信じています。


また、講座を有料にすることは、実は受け取る側にとってもメリットがあります。学ぶ姿勢が大きく変わるからです。あなたも経験がおありだと思いますが、無料で読めるニュース記事や、YouTubeの動画はサラっと読み飛ばしますが、身銭を切って購入した本やセミナーは、元を取ろうと必死で読み込むのではないでしょうか?


学びの本気度が全く違うので、情報の吸収力。それを活かす力も段違いになります。「知識への投資は常に最高の利息がついてくる。」そうアメリカ建国の父:ベンジャミン・フランクリンが言うように、車やスーツ、時計などの消耗品を買うのとは違い、払った以上のリターンを着実に得ることができるでしょう。


結局のところ、限りある時間の中で、どれだけ密度の濃い時間を過ごせるかどうか。自ら身銭を切って、いろんな情報を吸収しているあなたなら、きっとお分かりいただけると思います。